motonari ono、A DEGREE FAHRENHEIT、ATSUSHI NAKASHIMAなど、日本を拠点に活動するブランドがNYコレクション最終日に2013年春夏コレクションを一足先に発表。会場模様と関係者コメントをレポート。

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2012年9月13日、 「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO(メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京)」にも参加する「motonari ono(モトナリ オノ)」、「A DEGREE FAHRENHEIT(エー ディグリー ファーレンハイト)」、「ATSUSHI NAKASHIMA(アツシナカシマ)」など、日本を拠点に活動するブランドがNYコレクション最終日にSOHOのラウンジにて2013年春夏コレクションを発表した。

「Japanese Designers Installation Show 2013SS」と名付けられた本企画は、その他にも「ohta(オータ)」、「PLASTIC TOKYO(プラスチックトーキョー)」、「NEVERLAND(ネバアランド)」、「YUKIHERO PRO-WRESTLING(ユキヒーロープロレス)」「1 to 3(ワン トゥー スリー)」といったブランドも参加した。

本記事では、実際に会場の模様とあわせて現地に行った関係者に聞いた企画やブランドについて話をご紹介。

初の試みとなる本企画は「Tokyo 新人デザイナーファッション大賞事務局」がスポンサーとなり、東京だけでなくニューヨークで発表することで、より多くの海外プレスやバイヤーにブランドを認知してもらう狙いがある。ホストには、NYCの有名なセレクトショップ「SEVEN(セブン)」のオーナーで、ファンシーなパフューム「Six Scents(シックス・センツ)」をプロデュースする「Joseph Quartana(ジョセフ・クアタナ)」と、「Zink(ジンク)」、「i-D MAGAZINE(アイディ マガジン)」の名物エディターで、自らのブランド「Priestess NYC(プリーステス ニューヨーク)」を手掛ける「Cody Ross(コディ・ロス)」を迎えた。また、参加ブランドは9月15日から30日にかけて、ニューヨークの「Sealand Showroom(シーランド ショールーム)」にて展示会を開催。

(左)1 to 3、(右)ohta

A DEGREE FAHRENHEIT

ATSUSHI NAKASHIMA

motonari ono

PLASTIC TOKYO

YUKIHERO PRO-WRESTLING

Marguerite LaCorte(Global Trend Tracker Owner/ President 兼 FIT講師)

「今までにないインスタレーションでとても斬新。大きなメゾンが新しい事をしようとしてもこういう形でまとめる事が難しいが、いくつかのブランドが同じ場所を共有する事でよりターゲットゾーンを広げてイベントを開催出来る点が魅力的。日本はどの国の人も興味があるけどなかなか訪れる事の出来ない国。しかも、こと新ブランド発掘となるととても難しい国だと認識している。そんななか、こうして少しずつでも日本から紹介に来てくれることで日本自体の敷居も低くなり、私たちもアプローチしやすくなる。もっと大きなイベントにして、モデルに着せたりショーにまとめて大々的にしていけると将来性が広がるだろう」。

Merwin Andrade(d&a 展⽰会オーガナイザー)

「日本ブランドは世界でも注⽬が高く、その中で選抜された特色豊かなブランドを集めたイベントは興味深い。次回はより⼤きな会場で、より多くの来場者を⾒込んだイベントを一緒に行いたい。可能であれば、ブランド選別の段階から携わり、USマーケットに合ったブランドを紹介し、確実なアウトプットが⾒込める商業的なインス タレーションになると良いだろう」。

Tiffany Nakamura(ブロガー)

「NYでは皆同じ格好をしているが、日本人は自分の個性を洋服で表現できる数少ない国。そんな国の代表的なブランドを一同に⾒れて、大きなメリットを感じるイベント。特にNEVERLANDの唯⼀無二なスタイルに眼を奪われた」。

KENZO MIKAMI(グラフィックアーティスト兼エースホテル デザイナー)

「NYにはたくさんのファッションに携わる日本⼈がいるが、このような合同インスタレーションはあまりなく面白い試み。NYを拠点にする⽇本⼈として、母国の若いクリエイターが注目されることは嬉しい」。

Yegang Yo(IMAGO-Aデザイナー)

「自身がパーソンズ出身のため、文化服装学院出身のデザイナー作品に以前から興味を持っていた。日本の新鋭デザイナーの作品を拝⾒でき、自分の創作活動にも刺激になる。NYのデザイナー同士の輪があるので、日本のデザイナー達と交流が持てたら面白いだろう。オータの作品が日本らしい優しさを感じ興味を抱いた」。

Nancy Zhang(NYセレクトショップ OTTE バイヤー)

「日本ブランドは常に注⽬しているため、このようなイベントはバイヤーにとって有意義。会場の割に人がたくさんいたため、服がゆっくりと⾒れなかったことが残念。次回はもっと広い会場で⾏うと良いだろう」。

当日のインスタレーションでは、NYを拠点とするエディター、バイヤー、ブロガーなど業界関係者が200名超集まった。関係者のコメントからも日本の若手ブランドを拝見する機会がなかったこともあり、展示会だけでなくファッションショーなどを期待する声も挙がった。今後もTokyo 新人デザイナーファッション大賞事務局には、コンテスト開催だけでなく、より一層のサポート体制に力を入れていってもらいたい。そして、出展したデザイナーにも今回の出展で得た経験を活かしていってもらいたい。

文:スナオシタカヒサ
写真提供:Wataru from An Unknown Quantity
スペシャルサンクス:福嶋典子

概要

Japanese Designers Installation Show 2013SS
日程:2012年9月13日
場所:LAIR, 201 Lafayette St, NY
出展ブランド:A DEGREE FAHRENHEIT、ATSUSHI NAKASHIMA、motonari ono、NEVERLAND、ohta、PLASTIC TOKYO、YUKIHERO PRO-WRESTLING、GUT’S DYNAMITE CABARETS

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