matohu表参道本店一周年、「花」でみる時の流れ

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ショップオープン時の店内模様。(写真:スナオシタカヒサ)

2011年07月15日から丸一年。ファッションブランド「matohu(まとふ)」によるブランド初の直営店「matohu表参道本店」が一周年を迎えた。

表参道の喧騒から離れた場所に佇み、入り口の周囲にはランドスケープデザイナー 団塚栄喜によって手掛けられた植栽、雲竜柳(うんりゅうやなぎ)が迎える。ショップのドアを開けると、まず始めに目に映り込むのが服ではなく花。デザイナー 堀畑裕之は「お客様を花でお迎えするため。そして自然に感謝を捧げるため」というように、単に「服を売る場」としてだけではない姿勢に、まとふの自然や花に対して拘りが垣間見ることができる。そこで、今回はこの一年で飾られてきた花と器を厳選して拘りをご紹介。

「列壁 (れつへき)」と呼ばれる自立式の壁の間で飾られている花は「季節の移り変わりを感じる花を生けています。ただし、できるだけ自分の目にとまった野の花を生けています。お店の前に素敵な空き地があるので」と語るように、多くのものが空き地や野原で摘んで来たものである。また、器に対しても「器は花とその時の心にかなったものを選ぶので、時代も素材も様々です。古いものは愛着がありますし、新しいものでもいいものはあります。骨董店で買ったもの。現代陶芸の作家もの。自分で竹等を切って作ったもの。花器でないものを見立てて生けるのも好きです」というように、全てデザイナーの私物である。


花:すすき 野菊、器:野村亜矢作(現代)/花:カニ釣り草 ツタ クレマチスの仲間、花器:流竹掛花入 銘 「底筒男」


花:椿(侘助)、花器:爵(しゃく 中国古代青銅器酒杯)BC11~15/花:白玉椿 雪柳、花器:李朝白磁壷(19世紀)


花:ススキなど秋草数種、花器:カレン族の背負籠/花:どくだみ えのころ草 つた、花器:手編古籠(ベトナム)

写真提供:matohu
取材・文:スナオシタカヒサ

matohu / まとふ

日本の美意識が通低する、和服でも洋服でもない新しい服を追求している。2009年には「毎日ファッション大賞」で新人賞・資生堂奨励賞を受賞するなど、業界から高い評価を得ている。「matohu慶長の美」展をはじめ、積極的にブランドの展覧会を行なっているのも特徴。2012年8月には初の書籍『言葉の服』を出版するなど、年を重ねる毎に着実にブランドの成長を遂げている。

designer

堀畑 裕之 / 関口 真希子
Hiroyuki Horihata / Makiko Sekiguchi

collection

2016 a/w

2016 s/s

2015 a/w

2015 s/s

2014 a/w

2014 s/s

2013 a/w

2013 s/s

2012 a/w

2012 s/s

2011 a/w

2011 s/s

2010 a/w

2010 s/s

2009 a/w

2009 s/s

2008 a/w

2008 s/s

2007 a/w

2007 s/s


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